VDSL 速度 遅い

VDSLの仕組みから速度が遅い場合の解決策まとめ

多くのマンションで導入されているVDSL方式のネット回線。

 

当サイトでもフレッツ光のマンションのタイプや配線方式による違いまとめでVDSLについて少し触れています。

 

このページではさらに踏み込んでVDSLの実際の速度や遅い場合の解決策についてまとめています。

VDSLとは?

VDSLとは電話回線を利用した光回線の配線方式のことです。

 

似た名称でADSLがありますが、ADSLはNTTの基地局から自宅の部屋までの配線がすべて電話回線に対して、VDSLはマンションまでは光ファイバーでマンションの共有部分から部屋までが電話回線となります。

 

マンションまでが光ファイバーになることでADSLの弱点である距離による速度の減衰(ADSLでは基地局から遠いと8Mプランでも50Mプランでも実効速度は変わらなくなる)が改善されます。

 

また、光ファイバーを利用することで従来のADSLが最大でも50Mbpsだったのが、VDSLでは100Mbpsまで速度がアップしています。

 

光回線の配線方式には他に光配線方式やLAN方式があります。VDSLは他と比べて設備導入が簡単なので多くのマンションで選ばれています。また、工事の時間も短いです。

 

ただ、共有部分から各戸までも光ファイバーの光配線方式やLANケーブルになっているLAN方式と比べてノイズや距離の影響を受けやすいのがデメリットです。

VDSLが遅い!速度を改善する方法4つ

1.VDSLモデムの不調による速度低下

VDSLモデム

問題なく使えていたのにある日急に速度が遅くなった時に考えられる原因の1つがVDSLモデムの不調・故障です。

 

毎日知らずに利用しているものなので変化に気付きにくいですが、機械なので不調な時もあります。

 

また、旧型のVDSLモデムから新型のVDSLモデムに変更しただけで速度がアップしたという口コミもあるので、5年以上ずっと同じものを使っている場合はNTTに連絡して交換してもらうのも1つの手です。

2.IPv4接続からIPv6接続に変更する

IPv4からIPv6

少し専門的な話になりますが、ネットに接続する機器は固有の番号(IPアドレス)が割り当てられます。

 

このIPアドレスがIPv4では最大43億個までしか割り当てられません。一時期IPアドレス枯渇問題が話題にもなりました。

 

問題を解決するために登場したのがIPv6です。IPv6になることで最大で340澗まで使用可能になります。

 

これらがネットの回線速度のアップにどう繋がるかというと、多くのユーザーがIPv4でネットに接続していて混雑している中、IPv6は空いているので快適に使えるようになります。

 

実際に私はフレッツ光のマンションタイプ(VDSL方式)を利用していますが、IPv6接続にしたことで実効速度が10Mbpsほどアップしました。

 

IPv4は渋滞している道路、IPv6は2車線の空いてる道路とイメージしていただければ分かりやすいですかね。

 

ただ、IPv6にはいくつか注意すべき点があります。

 

1つ目はルーターや接続する機器がIPv6に対応しているかどうかです。古い機種を使っているとIPv4までしか対応していないことがあります。ただ、ルーターは2010年以降のものであれば基本対応していますし、パソコンも対応しているものがほとんどです。心配な人は「型番 IPv6対応」などでググってみてください。

 

2つ目はIPv6を利用するには申し込みが必要なプロバイダがほとんどです。IPv6はオプションサービスとして用意されています。オプション料金はかかりませんが、申し込みが別途必要です。※OCNは最初から使えます。

 

3つ目はIPv6に対応していないWEBサービスがあります。ただ、自分でIPv6接続のみの設定にしない限りはIPv4に自動で切り替わるので困ることはありません。IPv6で対応しているものはより速くなるといった感じです。

 

IPv6の接続方式や実際にIPv6に変更して速度がどれくらい上がったのかはこちらのIPv4からIPv6に変更して速度アップ!プロバイダごとの対応状況と注意点まとめでまとめています。

3.回線タイプを集合住宅タイプから戸建てタイプへ

手間がかかるのと料金が高くなるデメリットがありますが、戸建てタイプに変更することで光回線を一人で専有できるので速度は間違いなくアップします。

 

理論値上でもマンションタイプが最大で100Mbpsだったのが最大1Gbpsと10倍にアップします。

 

ただ、すでにある光回線設備とは別の設備が必要なので、大家に交渉して了承をもらう必要があります。また、実際に工事の段階になってからやはり工事ができないといったこともありえます。

 

毎月の料金は約1,000円ほどアップします。

4.モバイルWiFiルーターのホームルータータイプにしてみる

ホームルーター

持ち運びできて工事不要のモバイルWiFiルーターには電源が必要なホームルータータイプがあります。

 

ホームルータータイプは電源が必要な分モバイルタイプと比べて出力が上がっているので、距離が離れても速度が落ちにくいのが特徴です。

 

ただ、人気のWiMAXでも3日で10GBを超える量を使ってしまうと速度が夜に1Mbps程度まで低下する制限があるのがネックです。

 

他にソフトバンクから出ているSoftBank Airもあります。こちらはWiMAXと違い3日間の使用量に応じた制限はありませんが、残念ながら夜に遅くなったり動画の再生が止まるといった悪い口コミが目立ちます。

 

また、PINGの安定度は固定回線と比べると劣るので、ネットゲームや配信をする人にはどちらもむいていません。

 

現在は契約日から8日以内であればクーリングオフが適用できるので、万が一満足できないレベルであっても我慢して料金を払い続けることは避けられるので安心です。